「自社ホームページは人が来ないよね」
「ポータルサイトしか反響がないんだよな~」
「自社ホームページからの反響は成約しないよ」
不動産業界の方々から、そんな声をしばしば耳にします。
確かに、そういう傾向があるかもしれません……が!
その原因、ホームページの運営で改善できるかもしれません!
自社ホームページを集客・成約率の双方向に強くする方法があります。
自社ホームページが集客しにくいのは●●のせい
まずは集客、ということで「自社ホームページに人が来ない問題」から考察してみます。
集客力をアップするには、
1. 広告で呼び込む
2. TV番組など影響力の強い媒体に紹介してもらう
3. SEOに強くなる
といった方法があります。
このうち、1.と2.は費用が必要だったりアクセスが増えても一瞬だけだったりで、恒常的な集客力アップにつなげるのは難しいのが現実。
1.と2.は、この後に考察する「自社ホームページで成約につながらない問題」を解決した後で、ブーストとして使いたい手段です。
でも、「3. SEOに強くなる」も難しいんでしょう……?対策するには費用が必要なんじゃないの……?
と疑問を感じるかもしれません。
確かに、SEO対策は難しい面もあります。
ひと昔前は、SEO対策には特化した知識が必要な時期もありました。
しかし最近は、Googleさんもものすごく賢くなっていて、以前は通用していた小手先のSEO対策はほぼ効果を失うようになってきています。
では、小手先でないSEO対策とは?
近年のGoogleは、一貫して「コンテンツ(ホームページの内容)をしっかりと造ること」を推奨しています。
ユーザーが検索したキーワードに的確に回答しているホームページかどうかを判断して、より品質の高いコンテンツが上位に表示されるようになってきているのです。
例えば、「横浜市 不動産」のキーワードで検索順位を高くしたかったら、昔はそのキーワードがたくさん含まれるページにすることが推奨されましたが、最近はそれだけではダメになってきているわけです。
やみくもに「横浜市」「不動産」というキーワードが盛り込まれたホームページよりも、横浜市の不動産サービス会社の最新リストを掲載していたり、横浜市内で不動産探しをしている体験談が書かれたホームページの方が、検索順位が高くなる傾向にあります。
つまり、「ユーザーは何を知りたがっているのか?」という視点がSEO対策には必須になってきているのです。「自社ホームページに人が来ない」と嘆く不動産会社の多くが、このポイントをはずしてしまっています。
では、どうしたら補えるか……?
システムエイトが提唱するSEO対策は、「WordPressで運営するコラム型ホームページ」です。
WordPressで運営するホームページがSEO対策に強い理由
まず、WordpressはSEO対策にも有益な構造を持っています。
コラムやブログのような、コンテンツが増え続けるホームページは、Googleからの評価も高くなる傾向にあるからです。
記事をどんどん追加し続けること、また過去に書いた記事を修正することなどで、検索順位が高まりやすくなります。
しかし、それだけではSEO対策としては不十分です。
システムエイトが「コラム型」を提唱する目的は、「お客様の役に立つ記事を書くことでコンテンツの質を向上する」ことにあります。
「ブログ型」ではなく「コラム型」であることが重要です。
コラム型ホームページがSEO対策に強い理由
そもそも、お客様が不動産会社に求めているのは、どういう情報でしょうか?
↑こうしたブログを掲載している不動産会社のホームページはとても多いのですが、営業スタッフの昼食メニューや、会社の飲み会の模様が本当にお客様の知りたいことでしょうか……?
不動産会社に提供してもらいたいのは、プロならではの知識ではないでしょうか?
物件情報の読み解き方や、一見不便そうな物件の意外なメリットや、契約で損しないために知っておくべきこと……
そうしたお役立ちの情報が求められているのではないでしょうか。
また、物件情報は大手ポータルサイトで探すことはできますが、掲載されている情報は画一的であったりします。
他社に差をつける物件紹介にするには、周辺情報を写真つきで詳しく解説したり、担当者のオススメポイントをしっかりと書くなど、「お客様が知りたい情報」を補う必要があります。
コラム型物件紹介例。物件情報だけでなく周辺情報も写真とともに丁寧に紹介している。
そうした課題をクリアしやすいのが、「コラム型」のホームページです。
お客様の視点に立って丁寧に紹介・解説していくことで、必然的に質の高いコンテンツとして評価されやすくなります。
自社ホームページの反響が成約しにくいのは●●のせい
続いて、「自社ホームページ反響が成約しにくい問題」を考察してみます。
昨今は、自社ホームページに掲載した物件情報を大手ポータルサイトにもそのまま自動的に掲載できるポータル連動システムを利用している不動産会社も増えています。
一見、効率的で便利なシステムなのですが、難点もあります。
SEO対策の項目でも触れましたが、ポータルサイトと連動させるために、物件紹介の内容が定型的になってしまうからです。
大手ポータルサイトと同じ内容が掲載されているだけでは、お客様が自社ホームページで物件を探そうという気持ちになれないのではないでしょうか。
自由度が高いはずのせっかくの自社ホームページが活かしきれないのは、もったいないですよね。
では、どうしたら、大手ポータルサイトではなく自社ホームページで物件を見てもらえるようになるでしょうか……?
更には、反響が増えるようになるでしょうか……?
鍵は、信頼度です。
コラム型ホームページが反響を得やすくなる理由
自社ホームページ上でお客様にとって役に立つコラムを書くべき重要な理由のひとつは、「営業スタッフや自社への信頼度を高める」からです。
不動産という業界は、扱う商品の金額が大きいことに加え、複雑な法律も関わることで、一般消費者からは「なんだか怖い」という印象を持たれがちです。
「悪徳業者にあたってしまわないだろうか?」
「払わなくてもいいお金を払わされることにならないだろうか?」
という心配を抱えつつ不動産会社を訪れるお客様は多いのではないでしょうか。
そんな不安を解消するためにも、「信頼できる」と感じてもらうことは、とっても重要です。
では、会ったこともないお客様から信頼を得るにはどうするか……その問題を解決するのが、お客様にとって役に立つコラムです。
不動産のプロとして的確で役に立つアドバイスをしてくれることや、紹介する物件についてよく把握していることが、信頼につながります。
例えば、家電量販店で大型冷蔵庫を買う場合、各社の冷蔵庫の情報を全然把握していないスタッフからは購入したくないですよね……。
ましてや、そんなスタッフばかりいるお店では絶対買い物したくないですよね。
逆に、自分のライフスタイルをしっかりヒアリングして最適な商品を勧めてくれるスタッフなら、安心して任せられそうです。
「自分はちゃんと物件情報を把握しているし、今まで担当したお客様からは喜んでもらえている!だから大丈夫!」
そんな方にこそ、コラム型ホームページの運営をしていただくべきだとシステムエイトは考えています。
実際にお客様とお会いできれば、信頼できる営業スタッフと判断してもらえるかもしれません。
しかし、ネットで探している段階のお客様は、お会いする以前の状態です。
「この会社で相談してみたいな」と思ってもらうためにも、プロの知識と誠実さを、物件紹介やコラム記事でアピールすることをお勧めします!
コラム型ホームページが成約率が高くなる理由
反響を得やすくなる理由の方でご説明したことの続きになりますが、コラム型ホームページが成約率が高くなる理由もまた、信頼度です。
役に立つコラム記事や細やかな物件紹介を積み重ねることは、お客様の信頼を積み重ねることにもつながります。
自社ホームページを見ているお客様は、信頼度が高まっている状態です。
自社のファンになってくれている、と言えるかもしれません。
お客様の視点に立った記事をコツコツと積み重ねて、信頼度をアップしていきましょう!
目指したいのは、「あなたから買いたい」と言ってもらえる状態です。
「Wordpressで運営するコラム型ホームページ」は財産にもなる
良質なコンテンツで造り上げられたホームページは、会社の財産になり得ます。
記事が多くなるほど集客力もアップし、また財産としての価値も高まります。
自社のファンを増やし、ネット上でも強いホームページにビルドアップしていける「Wordpressで運営するコラム型ホームページ」の作成をオススメします。